宅配買取を利用するときの注意点とは
宅配買取は着物買取の方法の中でも、店舗まで着物を持っていく必要がなく、自宅に査定員が来ることもないということで多くの人が利用している方法です。
ですがそんな宅配買取には注意点もあるので、利用する前に確認しておきましょう。
買取が完了するまでに時間がかかる
宅配買取は店舗まで行く必要がないため、着物を梱包して郵送するだけで買取をしてもらえる便利な方法です。ですが申し込みをしてからすぐに査定をしてもらえるわけではなく、郵送した着物が業者側に届いてから査定が行われます。そのため申し込みをしてから査定が始まるまでに時間がかかってしまうので、急いで着物を買い取ってもらいたいという人には向いていません。
また業者によっては、午前中に到着した着物は当日に査定をするけれども、それ以降になると翌日になるという場合もあり、その場合はさらに時間がかかってしまいます。
そのため宅配買取は時間に余裕がある場合に使うようにしましょう。
梱包中にしわがついてしまう可能性も
宅配買取では自分で買い取ってもらいたい着物を段ボールなどに梱包しなければいけません。その際にしわがついてしまうと、査定に響いてしまうので注意が必要です。
特に複数の着物を買い取ってもらう場合には、一番下にある着物が、上にのせてある着物の重さでしわがついてしまい、本来よりも安くなってしまうということが多いです。
そのため宅配買取を依頼する場合は、1つの段ボールに着物を詰め込みすぎないようにし、隙間がある場合は緩衝材などを使うようにしましょう。
査定が目の前で行われない
宅配買取では着物を業者に郵送し、そこで査定が行われます。そのため目の前で査定が行われるわけではなく、依頼者はどのような査定が行われているのかを確認することができません。そのため査定を自分の目の前で行ってほしいという人は、他の買取方法を利用するようにしましょう。